あなたは、不思議に思ったことはありませんか?
毎年予防接種を受けている人がインフルエンザにかかったり、
反対に何年も受けていないのにかかったことがない人がいたり、、、
新型ウイルスもそう。
たとえワクチンが開発されたとしても、
感染する人がいれば、感染しない人がいる、、、
その違いは一体何なのか?それが分からない限り、
見えない恐怖を抱えたまま生活していかなければなりません。
私たちがすでに共存していると言っていいインフルエンザ。
そのウイルスは200種類以上あります。
たとえウイルスの流行が上手く予測できて、翌年度のワクチン開発に利用できたという最良のシナリオが実現したとしても、その予防接種で防ぐことができるのは、実際に流行したウイルスの1割に満たない、
という事実を知っていましたか?
現実には、流行予測で選ばれたウイルス株が、実際に流行するウイルスと完全に一致することは不可能だと言われています。部分一致が限界なのです。
ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかってしまうというのは、当然の結果と言えるでしょう。
ましてや新型ウイルスの問題が、
ワクチンさえ打てば解決するなんて期待できるはずがありません。
インフルエンザや新型ウイルスに感染する人がいる一方で、
同じ条件下にありながら、感染しない人がいる。
感染しても、発症しない人がいる。
発症しても、軽い症状で済む人がいる。
その違いは何か、、、
もう皆さんもお分かりのように、
それが「免疫力」です。
人間の免疫力は、15歳から20歳にかけてピークを迎えます。
新型コロナウイルスで
その年代に死亡者や重症者が少ないのはそのためです。
ところが、20歳を過ぎると免疫力は次第に落ちていき、
60歳を迎えるころにはピーク時の5分の1、
20%ほどに下がってしまいます。
ただし、これはあくまで平均であって個人差が大きく、
70歳代でも20歳代のレベルを保つ人もいれば、
逆に30歳代で、70歳代のレベルまで落ちる人もいるのです。
去年より花粉症の症状が重い、もしくは長い期間症状が続いている。
口内炎が治ってはでき、治ってはできということを繰り返している。
便秘や冷え性、肌荒れ、、、そんな症状に悩んでいるのであれば、
免疫力が低下しているせいかもしれません。
手を洗う、洗っていない手で顔を触らないといった適切な衛生対策は、
ウイルス感染の確率を抑えるために必要なことですが、
免疫力が低下している状態では、はっきり言って意味がありません。
極論すれば、私たちがウイルスに対してコントロールできる
ただ1つのことは、すべての微量栄養素が十分である
「完璧栄養状態」を維持することなのです。
重い、あるいは命に関わるようなウイルスに感染しても、
栄養状態のいい人なら発病すらしない場合があるのです。
そんな病気を寄せつけない「超免疫力」を、
あなたも獲得したいと思いませんか?
1930年代に科学者たちは、最初の微量栄養素を発見しました。
それがビタミンとミネラルです。
微量栄養素の中には、ビタミンでもミネラルでもなく、
正常な免疫機能を強化しサポートするファイトケミカル(植物性化学物質)も含まれます。
ファイトケミカルとは、動物組織に働きかけ、人の健康と免疫力に
微妙かつ重大な影響をもたらす、何千という植物由来の抗酸化物質です。
ファイトケミカルの大半は、果物や野菜、その他の植物を食べることによってカラダに供給されます。動物性食品に含まれている量はごくわずかであり、加工食品には含まれていません。
とれたての植物性食品に含まれているファイトケミカルの多くが、現代の食品加工の過程で失われたり、破壊されたりしているのです。
ところが1960年代、70年代の大半の栄養士は、主要栄養素の研究に主眼をおき、最善の健康状態のための理想的な脂肪、タンパク質、炭水化物のバランスを定めようとしていました。
当時の医師や栄養士は、微量栄養素ならば総合ビタミン剤などのサプリメント服用で補えると信じ、ビタミンやミネラルの所要量などを満たすのに、微量栄養素の豊富な食品を食べる必要があるとは考えていませんでした。
食品の微量栄養素の含有量などは、ほとんど見向きもされなかったのが現実なのです。
当時の科学界では、免疫システムの重要な機能も、それが食べ物によって支えられていることも、まだはっきり理解されていませんでした。
現在でも、まだまだ多くの人たちが、適切な栄養とは主要栄養素を理想的なバランスで摂取することだと信じています。
本書によると、さまざまな研究の結果、ファイトケミカルは、ビタミンやミネラルではカバーできない、次のような防御的役割を果たすことが分かっています。
以上に挙げたことを集約すれば、ファイトケミカルはウイルスの感染予防だけでなく、人体の抗がん機能を働かせる燃料ということにもなります。食生活でファイトケミカルをたっぷり摂っていることが、がんとの闘いにおける最大の武器になるということです。
実際、ファイトケミカルを豊富に含むアブラナ科野菜(ケール、キャベツ、コラード、ブロッコリーなど)には、強い抗がん作用があり、摂取量を2割増やすと、がん発生率は4割低減。キノコ類を頻繁に食べることで、乳がんの発症率を60~70%おさえることができるというデータが本書で紹介されています。
野菜を豊富に摂っている民族ほどがんの罹患率が低く、歴史を振り返っても見ても、長寿民族=野菜の多い食生活をしていた民族であることが分かっています。
ファーマン博士は、言います。
「ファイトケミカルは、人間の栄養学において過去50年で最も大きな発見だ」
ウィズコロナ時代の、先が見通せない状況下において、
私たちがウイルスに対して唯一コントロールできること。それが、ファイトケミカルを豊富に含んだ野菜の多い食生活によって「完璧栄養状態」を維持することだということを理解していだだけたのではないでしょうか。
ジョエル・ファーマン博士は、過去20年間に全米で1万人以上の患者に対してファイトケミカル食事術を指導し、驚くほどの効果を実証しています。
ここで、本書からファイトケミカル食事術体験者の声を一部紹介いたします。
私は、花粉、芝生、木、ブタクサ、猫に対するアレルギーがあり、慢性的に鼻が詰まっていました。抗ヒスタミン剤の服用、そして抗生物質を繰り返し使用したことで、尿路感染症と細菌性副鼻腔炎にもかかってしまいました。
さまざまな食事療法で減量も試みましたが、我慢がつらく、食べることに対する自責の念にかられてばかりでした。まだ、30代だというのに、いろいろな病気、さまざまな薬を次から次へと渡り歩いていました。
しかし、先生の本を読み、ようやくすべてが腑に落ちるようにわかってきました。私は免疫機能が弱いのだということに気付いたのです。かねてからの念願だった約7キロの減量に成功し、数週間のうちに頭の回転が驚くほどよくなり、胃の不調がおさまりました。しかし1番感動したのは、その6ヶ月後、アレルギーがなくなっていると気付いたときです。
ついに呼吸がスムーズにできるようにない、アレルギーも、副鼻腔炎も、しょっちゅうかかっていた尿路感染症も、消えていたのです。薬もいらなくなりました。最高の健康状態を維持するためには何が効果的なのか、その解決法を見つけたのです。
思い起こせば、私がファーマン先生と健康改善の道を歩みはじめたのは2年半前でした。
私はそれ以来、なんと約45キロやせただけでなく、風邪やインフルエンザなど、ウイルス性の病気にまったくかからなくなりました。
30年以上にわたって、毎年冬になるとひどい気管支炎を患い、ひどい咳が6週間止まらなかったことを考えると、この解放感は本当にすばらしいものです。肥満やがん、2型糖尿病、心臓病を防ぐという評価以上の効果を実感しています。
2003年5月、私は非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫の一種)のⅣ期(最も進行した状態)と診断されました。(中略)
先生がまず説明してくれたのは、私のようながんに関連する毒素というのは、脂肪組織に入り込んでいることが多い、ということです。それで減量して、それと一緒に細胞機能不全を起こしている毒素をなくすことが大切だと教えてくださいました。
その他、理想的な栄養状態のために、食べていけないもの、食べなくてはいけないもの、病気と闘うのに最も役立つ食べ物、その調理法などを教わりました。
最初に「ブレンド・サラダ」を試したときは、食べることそのものがイヤになってしまいました。でも今では、こうした栄養いっぱいの食事が本当に大好きです。
ファーマン先生はこの新しい食事法を処方してくれた他、それをうまく補助してくれるサプリメントを勧めてくれました。命の食事から3か月で、体重がおよそ18キロ減り、コレステロールは238から164に下がりました。血液検査の他の数値もとてもよくなり、以来ずっと維持しています。
農林水産省のデータによると、2015年の食費支出の52.1%を加工食品が占めていたといいます。つまり食事の半分以上が、ファイトケミカルが入っていない加工食品を食べているのです。そのような環境下で、完璧栄養状態を維持することは、決して簡単なことではありません。
ですが、いつ襲ってくるかわからないパンデミックにそなえて、
あなたが今コントロールできる唯一のことが、完璧栄養状態を目指すことだということに変わりはありません。
もう一度繰り返します。
20歳をピークに免疫力が低下していきますが、誰もが一様に低下していくわけではありません。30歳代で70歳代のレベルまで下がる人もいれば、70歳代でも20歳代のレベルを保つ人もいるのです。
あなたがどちらになるかは、
今日からあなたが食べるもので決まります。
すべては、あなたの選択次第です。
著者紹介
訳者紹介
もし、この本を読んで役に立たなければ無条件で全額返金します。
電話1本、メール1通を頂ければ
直ぐに対応します。
ですので、あなたに金銭的リスクは
1円もありません。
まずは90日間、SUPER IMMUNITY(感染する人、しない人)を
じっくりお楽しみ頂ければと思います。