ガン史上最大の敵 ケトン体 なぜ、ケトジェニック・ダイエットでがんの進行が止まるのか?

がんの天敵 「ケトン体」 人間が、食事によって自ら作り出せる「魔法の薬」
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がんの天敵 「ケトン体」 人間が、食事によって自ら作り出せる「魔法の薬」

99%の人が知らない
「がん」の秘密

事実:がん患者が炭水化物をとるとその大半が、がん細胞のえさになる。

事実:正常細胞は、グルコース(糖)とケトン体の2種類をエネルギーに変えられるが、がん細胞はグルコース(糖)に100%依存している。

事実:血中のケトン体濃度を2ミリモル以上で維持すれば、ステージ4のがんであっても、がん細胞は増えない。

事実:「がんゲノムアトラス計画」では、あらゆるがんの原因となるような、決定的な遺伝子変異は見つかっていない。

事実:医者は大学時代、栄養学をほとんど学んでいない。

事実:正常細胞は、グルコース(糖)とケトン体の2種類をエネルギーに変えられるが、がん細胞はグルコース(糖)に100%依存している。

事実:人間は、がんの天敵である「ケトン体」を自分で作ることができる。

がんの原因は、「遺伝子変異」か、
それとも「代謝性疾患」か。

それによって、がんへのアプローチが
180度違ってくることを、
あなたは知っていましたか?

といっても、本書の著者、エレン・デイヴィスによれば、
学術分野および腫瘍薬学分野に身を置く人々の多くは、
「がんは、遺伝子の異常により起こる」という考え方に
固執しているといいます。

それは、日本でも同様です。
がんの三大治療である、手術療法、放射線療法、薬物療法の大部分は、
遺伝子変異説に基づいています。
またすべてが、がんを攻撃する
対症療法という点でも共通しています。

いっぽうの「代謝異常説」。
初めて耳にしたという人も多いかもしれません。
代謝とは、食べたものをエネルギーに変換すること。

がん細胞は正常細胞に比べて、
ミトコンドリアで行われる呼吸によって
エネルギーを産生する能力が劣っていることがわかっています。

つまり、人体の正常な細胞が行っている呼吸が行われなくなり、
代わりに糖の発酵によってエネルギーを産生しているのです。

この「代謝異常説」は、ノーベル賞を受賞した
生化学者オットー・ワールブルク博士が、
今から90年以上も前の1928年に論文で発表しています。

でも、その違いが、
がん治療や予防にどう関係するのでしょうか?

正常細胞は、
自動車にたとえると
ハイブリッドエンジン

がん細胞は、酸素があってもエネルギー源として
グルコース(糖)に依存していますが、正常細胞は、
代謝に複数のエネルギー源を使うことができます。

正常細胞は、いわばハイブリッドエンジン。
肝臓にグルコースがあるときには
グルコースをエネルギー源としますが、
血糖値が下がってくると、脂肪酸が肝臓で分解されて
ケトン体と呼ばれる物質になり、
それをエネルギー源として活用できるのです。

そうなんです。
もしワールブルク博士が提唱するように、
がんが代謝性疾患であれば、食事によって代謝回路を、
グルコースを燃やすグルコジェニックモードから、
ケトン体を燃やすケトジェニックモードに切り替えることで、
がんの改善や予防が可能だということ。

お茶の水健康長寿クリニック院長で、
医学博士の白澤卓二先生によると、
あらゆるがんの中でも、最も悪性度が高いことで知られている
悪性グリオーマの患者3人にケトジェニック食療法を試みたところ、
3人ともがんの進行が止まったという事例があるといいます。

がん細胞は、ケトン体をエネルギー源として活用できないため、
ケトジェニック食を続ける限り、2年でも、3年でも患者が
死なないことが確認されているのです。

遺伝子変異説に基づいた現在のがんの三大治療が、
切除したり、放射線や抗がん剤で叩いたりといった
攻撃する治療法であるとするならば、
代謝異常説に基づいたケトジェニック食療法は、
がんを兵糧攻めするようなものといえるでしょう。

がん細胞のエネルギー源を断つことで、
がんの進行を抑えることを可能にするのです。

生活習慣病への対症療法は
もう限界にきている

日本人の2人に1人ががんになり、
3人に1人ががんで死亡する時代。
がんが生活習慣病なのであれば、
仮にがんを切除したとしても、高い確率で再発することになります。

3人に1人ががんで死亡するという数字自体が、
対症療法の限界を示しているといえるのかもしれません。

本書の中でも、がん治療のために今まで開発されてきた
治療の大部分は遺伝子変異説に基づいており、
毒性が強く、高価で、しかも腫瘍細胞の拡大
あるいは転移を食い止める効果はほとんどなく、
治療が主な原因となって死亡するがん患者も
少なくない点を強調しています。

それに加えて、著者のエレン・デイヴィスは、
実際、全世界が協力して行った
「がんゲノムアトラス計画」であきらかになったこととして、
数百万ものランダムな遺伝子変異が、
それぞれのがんと関連して起こっていること、
そしてこれらの変異には、「これががんの特徴だ」
と言えるような共通のパターンはない
という結論だったことを指摘しています。

ボストン大学教授のトーマス・サイフリッド博士も、
次のように主張しています。

「がん研究者たちが強い関心を持っている遺伝子マーカーは、
がん細胞で起こっている代謝異常の結果として生じたものだ」

なぜ、ノーベル賞生化学者、
ワールブルク博士の
「代謝異常説」が
「遺伝子変異説」に
とってかわられたのか?

あなたは不思議だと思いませんか。
今から90年以上前にワールブルク博士が、
「がんはミトコンドリアに異常が生じ、
呼吸の障害が起こった細胞ががんになる」ことを
論文で発表したにもかかわらず、
なぜ遺伝子変異説が主流になっていったのか?

「がんゲノムアトラス計画」で
あらゆるがんの原因となるような、
決定的な遺伝子変異が見つからなかったにもかかわらず、
なぜ製薬会社は1000億円以上の資金を投入して、
遺伝子変異説に基づいた新薬の開発を続けるのか?

がんが、ミトコンドリアの代謝異常に
起因する疾患であることを示すエビデンスが
増えているにもかかわらず、
なぜ腫瘍薬学分野の権威の多くが
遺伝子変異説に固執しつづけるのか?

がんゲノム医療に関しては、
テレビや新聞などで頻繁に報道されるのに、
なぜ「代謝異常説」はまったく取り上げられないのか?

「変異して異常となった遺伝子を含んでいるはずの
腫瘍細胞の核を、正常なミトコンドリアをもつ健全な
細胞に移植しても、その細胞ががん化することはない。
反対に、損傷を受けたミトコンドリアを含む細胞質を、
正常な核内遺伝子をもつ細胞に注入すると、
その細胞はがん細胞へと変化し始める」

と、ワールブルク博士の説を受け継いだ
サイフリッド博士が、主張しているにもかかわらず、、、

医者や製薬会社は
知らないのか?
隠しているのか?

抗がん剤の投与をはじめた副作用で
食欲をなくしたがん患者に対して、
医者の多くは、アイスクリームや
甘いフルーツなど食べられるものでいいので
できるだけ食べるようにとアドバイスします。

抗がん剤で食欲がなくなった患者が
体に取り入れたそれら炭水化物が、
せっかく攻撃したがん細胞のえさになってしまうというパラドックス。
その矛盾に、いったいどれだけの医者が気付いているのでしょうか。
それともその矛盾を知りながら、隠しているのでしょうか。
あきらめているのでしょうか。

がん細胞のエネルギー源を断ち、
がんを兵糧攻めにすることで、
病期の進行を抑えることを可能にする
代謝異常説に基づいた「ケトジェニック食療法」の
現状について、本書では以下のように述べています。

「2016年の段階で、人間を対象にした研究に
基づくエビデンスはまだ少なく、この食事法の
有効性についてというよりも、研究資金はどこから得られ、
承認はどう受けたか
に関するものにとどまっている・・・」

がんの問題が、「食事」で解決するのであれば、
製薬会社や医者には何のメリットもないと
判断しているのだとしたら、、、

あなたは、どう思いますか?

CONTENTS
  • 本書に寄せられた賛辞………4
  • 謝辞7
  • 本書の出版に寄せて………12
  • はじめに………16
Chapter-1《体験者の声》
  • こうして私たちはがんを克服した………19
Chapter-2
がんとケトジェニック食
  • ケトジェニック食とは何か?………28
Chapter-3
科学が語る証拠
  • がんの「代謝原因説」の信憑性は?………38
  • ケトジェニック食はがんを食い止められるか?………45
  • 実用化に向けた新たな研究………50
  • 薬物療法の実際
  • ケトジェニック食を試すべきではない人………59
Chapter-4
目標と副作用
  • ケトジェニック食で得られる2つのこと………64
  • 目標1:血糖値とインスリンを減らしケトンを増やす………66
  • 目標2:副作用を最小にし、起こったときには対処する………70
Chapter-5
効果と経過観察
  • ケトジェニック食の14の効果………82
Chapter-6
効果と経過観察
  • 脂肪における3つのグループ………103
  • これが栄養素別食べてもよい食品リスト………116
  • すべての人が避けるべき食品一覧………125
  • 断食と断続的断食の違いを正しく知ろう………131
Chapter-7
ケトジェニック食をカスタマイズする
  • ケトジェニック食のプランを作ろう………138
  • 各ステップでやるべきことは何か?………139
Chapter-8
ケトジェニック料理はこう作る
  • ケトジェニック食は難しくなんかない………154
Chapter-9
ケトジェニック食を外食でも満喫する
  • 外食をしていいか迷うあなたが気をつけること………164
  • 不安が多い旅行や出張での対処法………170
Chapter-10
ケトジェニック食へのさまざまな疑問
  • 日常生活でケトジェニック食を維持するヒント………174
付属資料
  • 付属資料A:推奨されるサプリメント………186
  • 付属資料B:推奨される医療専門家………188
  • 付属資料C:理想体重………196
  • 付属資料D:1日のカロリー摂取量………198
  • 付属資料E:ケトジェニック食の三大栄養素摂取量………200
  • 付属資料F:三大栄養素ワークシート………220
  • 付属資料G:食品交換表………222
  • 付属資料H:交換記録と食事日記………236
  • 付属資料I:食事交換記録………237
  • 付属資料J:換算と計量………238
  • 用語集………240
  • 巻末注………248
  • 著者紹介………254

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Fight Cancer with a Ketogenic Diet(がん史上最大の敵「ケトン体」)を
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【ご注意】本書は、電子書籍ではなく印刷製本された書籍ですが、
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著者
Ellen Davis M.S.
エレン・デイヴィス
エレン・デイヴィスン

ケトジェニック栄養学の専門家。ニューヨーク・カイロプラクティック・カレッジで応用栄養学の修士号を取得。2011年にケトジェニック食が健康に及ぼす好ましい影響に関する研究を紹介するウェブサイトKetogenic-diet-Resource.comを開設。「Well Being Journal」「Terry‘s Naturally Magazine」「Health Being Journal」に記事を執筆している。
代替医療の可能性を広く知らしめる活動を行い、ウェブサイトや著作を通じて、ケトジェニック食で糖尿病やがんなどの病気をどう治療するかを伝え、健康に関する幅広い目的に合うようにカスタマイズしたケトジェニック食プランを作るための包括的な情報ソースやツールを提供している。本書の他、『The Ketogenic Cure(ケトジェニック食で病気を治す)』や、自身の1型糖尿病をケトジェニック食で管理することに成功しているキース・ラニアン医師との共著『Conquer Type2 Diabetes with a ketogenic Diet(ケトジェニック食で2型糖尿病と闘う)』『Ketogenic Diet for Type1 Diabetes(1型糖尿病患者のためのケトジェニック食)』がある。